現役保育士が考える保育園の選び方

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anzu

保育園ってどうやって選ぶの?

anzu

どこを見ればいいのかわからないよ…

こんにちは、yuzukaです。

自分たちに合った保育園を見つけるのに、どこを確認すれば良いか、条件探しに苦労していませんか?

保育園で確認すべきポイントはたくさんあります。
そのため、今回は後悔しない保育園選びのために現役保育士であり、二児の母である私がポイントをお伝えします。

目次

認可保育園かどうか

認可保育園か非認可保育園で選べるのであれば、認可保育園をおすすめします。
なぜなら、認可保育園は国の保育園の基準を満たしており、国が認めた保育園になります。

しかし、非認可保育園は国の基準を満たしていないことがあり、保育料も高いことが多いです。
ただし、認可保育園は人気のためなかなか入園できず、非認可保育園しか入れないこともあります。

そのため、認可保育園に入るためにとりあえず非認可保育園に入って点数を稼いでから、転園するのもひとつの手と言えます。

保育園の場所

保育園の場所は、大きく分けて2つです。

保育園の場所選び
  • 家の近く
  • 職場の近く

それぞれのデメリットとメリットをお話します。

家の近く

メリットデメリット
送り迎えが楽
小学校が同じ友達ができる
職場が遠いと迎えに時間がかかる

家の近くの保育園を選ぶと送り迎えが近くて、とても楽です。
また、同じ学区の友達ができるので、小学校でも誰も知らないということはほとんどありません。
しかし、職場が遠いと迎えに行くまでに時間がかかるため、短時間勤務が必要になる場合があります。

職場の近く

メリットデメリット
子どもに何かあった時にすぐ迎えに行ける職場に電車で行く場合、朝の混んでいる電車に子どもを乗せなければならない

職場の近くの保育園は、職場に電車で通っている場合、朝の混んでいる電車に子どもを乗せなければならないデメリットがあります。
しかし、子どもに何かあった場合はすぐにお迎えに行けるというメリットがあります。

yuzuka

私的には家に近いところをおすすめします。
パパママともに職場が近いならばいいですが、
そうではないと片方に負担がかかりすぎることに
なりかねません。

保育時間

保育園は朝から夜までやっていますが、保育園によって時間が異なります
例えば7時~18時(17時から遅番)や6時半~21時(18時半から遅番)、24時間開園なんて園もあるようです。

この保育時間においては、親御さんの就業時間によって必要な分を計算して算出しましょう。

また、保育園の遅番は追加料金がかかるところがほとんどです。
保育園により、金額(月額か日額)や時間、夕飯を頼めるところもあるので、必要な家庭は確認するといいです。

園の特徴、方針

園の特徴・特性
  • 園行事に力を入れている
  • サブスクがある
  • 持ち物が少ない
  • 正社員が多い

保育園には、それぞれ特徴や方針があります。
ただし、それを見抜くのはなかなか難しいです。

園行事に力を入れている

園の行事をどのくらい力を入れているのかは、園によって千差万別です。

衣装も毎年手作り、まるで劇団のように、早い時期から準備、練習を重ねるところもあります。
一方、衣装も最低限で子どもたちの劇遊びをそのままの姿で見せるところもあります。

運動会でも半日やるところや30分程度と短い園もあります。

見極め方としては、公立よりも私立の方が力を入れるところは多いです。
また、新しい園よりも古めの園が力を入れている印象です。

園がInstagramやブログをやっていれば確認するとわかりやすいです!

サブスクがある

サブスクとは、在園中定額を支払うことでサービスを受けられることです。
保育園でのサブスクはオムツや、布団、エプロン、タオル等全てサブスクのところや、オムツだけサブスクというところもあります。

サブスクのメリットはなんと言っても荷物が少なくなることです。
特に月曜日布団、オムツ、エプロン、タオル、着替えなどを持っていくのは大変です。

しかし、サブスクなら持っていくのは着替えだけという園もあります。
ただし、お金がかかることなので、お金と荷物の量を天秤にかけて家庭にあった方を選ぶと良いでしょう。

アレルギー

アレルギー児は、アレルギー対策をきちんとしているか確認も大切です。
園によっては、一度もアレルギー児がいた事がない園もあります。

・除去食の対応
・他児との関わり方
など、気になることは聞いておくといいでしょう。

料金、費用

基本的に認可保育園では、保育園料は行政が管理しているため保育園による差はありません
しかし、サブスクや主食代、副食代、備品費などは園によってかかったり、かからなかったりするので確認が必要です。

私立は、特に保育料以外にかかるお金が結構あるので注意しましょう。

習い事、教室

園によっては、習い事や教室を保育時間内で行っている場合もあります。
英語や体操、ダンスなど園によって様々です。

もし、家庭では連れていく時間ないけど習い事を習わせたいと考えるならば、そのような習い事が豊富な園を選びましょう。

保育園の設備

保育園の設備も大切です。
新しい、古いというのもありますが、子どもが安全に過ごせることが重要です。

ただ、新しい園は設備が整っている場合が多いです。
設備というのは、空間を保育士がどう使っているかもひとつの指標になります。

例えば、部屋の中がただ広い空間ではなく、棚などで区切り玩具が置いてあると、子どもたちは自分の好きな物を好きな時に遊べます。
そのため、落ち着いて好きなことに取り組めるというメリットがあります。
その反面、死角が多くなるので保育士の目が届かなくなる場合があります。

また、広い空間の場合は、その時に合わせて玩具を出す必要があり、子どもたちはその玩具でしか遊べません
しかし、御座などを敷き、複数の玩具を出して好きな遊びをすることも出来ます。
1番大きいデメリットは、広い空間は子どもが走りたくなるため、衝突や転倒が起きる場合があります

このように、設備というのはそれぞれメリットとデメリットがあり、保育士や園の方針が浮き彫りになります。

まとめ

保育園を選ぶ際は、何を重要視するかを家庭で話し合ぅことが大切です。
それを柱として付随するところを保育園見学やクチコミ、直接話を聞いて確認する必要があります。

家庭により、重要視することは違いますが、今回の記事を読んで参考にしていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

4歳と3歳の年子姉妹と旦那の4人で暮らしている保育士が、育児や趣味の記事を自由気ままに綴っています。子育てママパパがふとした一休みに読んでためになったり、安らげる空間を目指してのんびり更新しています。
Twitterなどは仕事先が変わりまだいろいろと整わないのでお休み中です(笑)

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